【保存版】外壁塗装とは?費用相場や塗料の種類・塗り替え時期・外壁塗装の必要性と役割を完全解説
「ピンポーン」とチャイムが鳴り、玄関を開けると作業着姿の知らない男性が立っている。「お宅の外壁、そろそろ塗り替え時ですよ」「今ならキャンペーンで安くします」といった営業トークを繰り返される。
築10年を過ぎたあたりから、このような訪問販売が急に増え、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
「まだ綺麗に見えるけれど、本当に必要なの?」「騙されているのではないか?」と疑心暗鬼になってしまうのは当然のことです。
家は人生で最も大きな買い物であり、大切な資産です。
だからこそ、誰かに言われたからやるのではなく、ご自身で納得した上でメンテナンスを行いたいと思うのは健全な判断だと言えます。
この記事では、外壁塗装の基礎知識から、適正な費用相場、塗料の選び方、そして業者の見極め方まで、解説します。
- 1. 外壁塗装とは?必要性と役割
- 1.1. 塗装の真の目的は「美観」ではなく「家の延命」
- 1.2. 紫外線と雨から家を守る「塗膜」のバリア機能とは
- 2. 外壁塗装は何年ごとに必要?塗り替えのタイミング
- 2.1. 「築10年で塗装」説は本当か?業者で意見が割れる理由
- 2.2. 素人目には判断が難しい「劣化の進行」具合
- 2.3. 築年数よりも重要!家が発する「4つのSOSサイン」
- 2.4. 今すぐできる!外壁の健康状態セルフチェック法
- 2.4.1. チョーキング現象(白亜化)
- 2.4.2. シーリング(コーキング)の劣化
- 2.4.3. クラック(ひび割れ)
- 2.4.4. カビや苔、藻の発生
- 3. 【外壁・塗料の種類】選び方と特徴
- 3.1. 正解は「ライフプラン」で決まる!コスパと耐久性のバランス
- 3.2. 【アクリル・ウレタン塗料】安価だが短寿命。頻繁な塗り替えが必要
- 3.3. 【シリコン塗料】長年の定番。価格と性能の高バランス
- 3.4. 【ラジカル制御形塗料】今のイチオシ!シリコン価格でワンランク上の耐久性
- 3.5. 【フッ素塗料】スカイツリーにも採用。長期間メンテナンス不要
- 3.6. 【無機塗料】最高グレードの耐久性。ただし「割れ」に注意
- 3.7. 【重要】「高い塗料」=「良い塗料」とは限らない
- 4. 外壁塗装の費用相場はいくら?
- 4.1. 相場を知り、極端な価格乖離を見抜く
- 4.2. 見積もりの内訳と安すぎる工事のリスク
- 5. 外壁塗装工事の流れと期間
- 5.1. 期間は約2週間。流れを把握すれば不安は減る
- 5.1.1. 足場の設置(1日目)
- 5.1.2. 高圧洗浄(2日目)
- 5.1.3. 下地処理・養生(3〜4日目)
- 5.1.4. 下塗り(5日目)
- 5.1.5. 中塗り・上塗り(6〜8日目)
- 5.1.6. 点検・手直し(9日目)
- 5.1.7. 足場の解体・清掃(10日目〜)
- 6. 失敗しない業者の選び方と見積もりのコツ
- 6.1. 比較検討と「地域密着」が鍵
- 6.2. 良い業者を見極める具体的チェックポイント
- 7. 外壁塗装は家の寿命を延ばす大切なメンテナンス
- 7.1. 家のメンテナンスは、家族の歴史を守ること
- 7.2. 適切な時期の塗装が、未来の負担を減らす
外壁塗装とは?必要性と役割

外壁塗装」と聞くと、多くの人が「家の色を変えて綺麗にするリフォーム」というイメージを持たれます。
確かに見た目は美しくなりますが、そのために数十万円から百万円以上もの大金をかけることに、躊躇してしまう気持ちはないでしょうか。
雨風をしのげている現状があるのに、なぜわざわざ高い費用をかけてまで塗装をしなければならないのか、その本質的な理由がわからないままでは、重い腰が上がらないのも無理はありません。 特に40代、50代の皆様は、お子様の教育費や老後の資金など、お金の使い道について慎重になる時期でもあります。
壊れてもいない壁にお金をかけるくらいなら、家族旅行に行ったり、美味しいものを食べたりしたいと考えるのは自然なことです。
「見た目が少し汚れているくらいなら我慢できる」と考え、訪問業者の言葉を無視して先延ばしにしてしまいたくなるお気持ち、私自身も一人の生活者として非常によく理解できます。
塗装の真の目的は「美観」ではなく「家の延命」
しかし、外壁塗装において「美観」は二の次の要素でしかありません。
最大の目的は「防水」であり、建物を「保護」することにあります。
日本の住宅、特に木造住宅は、水が大敵です。
外壁材そのものには防水性能がほとんどないものが多く、表面の塗膜が雨水を弾くことで建物を守っています。
この塗膜が劣化すると、壁の内部に水が浸入し、柱や土台といった家の骨組みを腐らせてしまうのです。つまり、塗装とは「家の寿命を延ばすための必須メンテナンス」です。
紫外線と雨から家を守る「塗膜」のバリア機能とは

具体的に、塗装がどのような役割を果たしているのでしょうか。
日本の夏は高温多湿で強烈な紫外線が降り注ぎ、冬には冷たい風が吹き付けます。
時には雪も降ることもあります。
家の外壁は365日、この過酷な環境にさらされ続けています。
塗装によって作られる「塗膜」という薄い膜は、これら全ての攻撃から家を守る鎧(よろい)の役割を果たしています。
まず、紫外線を跳ね返すことで外壁材自体の劣化を防ぎます。
次に、雨水を弾くことでカビや苔の発生を抑制し、内部への浸水を防ぎます。
さらに、近年では遮熱機能を持つ塗料もあり、室内の温度上昇を抑える役割も担っています。 もし塗装をせずに放置すれば、外壁材が直接紫外線や雨風のダメージを受けることになります。
例えば、サイディングボードという外壁材なら、水分を含んで膨張し、乾いて収縮することを繰り返すうちに反り返ったり割れたりしてしまいます。
モルタルの壁なら、ひび割れから水が入り、内部の鉄網を錆びさせ、壁ごと剥落する危険性さえあります。
一度、構造体にまで水が回ってしまうと、塗装だけでは直せなくなり、大規模な張り替え工事や耐震補強が必要になるなど、費用の桁が変わってしまう事態になりかねません。
定期的な塗装は、将来的な莫大な修繕費を回避するための「保険」のような投資なのです。
外壁塗装は何年ごとに必要?塗り替えのタイミング
「築10年で塗装」説は本当か?業者で意見が割れる理由
「家を建ててから10年が目安」とよく言われますが、これは絶対的な正解なのでしょうか。ある業者は「10年経ったらすぐやるべき」と言い、別の業者は「15年でも大丈夫」と言う。また、近所の家は15年経っても何もしていないのに綺麗に見えることもあります。
一体、自分の家はいつ塗り替えるのが正解なのか、明確な基準が分からずにモヤモヤされている方は非常に多いです。
素人目には判断が難しい「劣化の進行」具合
毎日見ている我が家だからこそ、徐々に進行する劣化には気づきにくいものです。
「まだ大丈夫だろう」と思いたい心理も働きますし、明確な「壊れた」というサインがないため、決断のタイミングを逃してしまうのも無理はありません。
専門家でない皆様が、見た目だけで判断するのは非常に困難であり、不安を煽る業者の言葉に振り回されてしまうのも仕方のないことです。
築年数よりも重要!家が発する「4つのSOSサイン」
結論から申し上げますと、一般的な塗り替えの目安は「築10年〜15年」ですが、これはあくまで平均的な数値に過ぎません。
立地条件や日当たり、使用されている外壁材によって劣化のスピードは全く異なるからです。
年数という数字に縛られるのではなく、家が発している「SOSサイン」を見逃さないことが最も確実な判断基準となります。ご自身の目で見て、触って確認できる劣化症状があれば、「塗り替え時期」が来ていると言えます。
今すぐできる!外壁の健康状態セルフチェック法
では、具体的にどのようなサインが出たら塗装を検討すべきか、専門的な視点を交えつつ、誰でも確認できるチェックポイントを詳しく解説します。
チョーキング現象(白亜化)

まず、最も分かりやすいのが「チョーキング現象(白亜化)」です。
晴れた日に外壁を手で触ってみてください。
手に白い粉のようなものが付着しませんか? これは、紫外線によって塗料の中の樹脂が分解され、顔料が粉状になって表面に浮き出てきている状態です。つまり、塗膜の防水機能が寿命を迎えている証拠であり、放置すると外壁材が直接水を吸い込み始めます。犬山市のような日差しの強い地域では特によく見られる現象です。
シーリング(コーキング)の劣化

次に確認すべきは「シーリング(コーキング)の劣化」です。サイディングの継ぎ目や窓枠の周りにあるゴム状の目地を見てみましょう。ここにひび割れがあったり、痩せて隙間ができていたり、あるいは剥がれていたりしませんか? シーリングは地震の揺れを吸収するクッションの役割と、隙間からの水の侵入を防ぐ役割があります。ここが切れていると、雨水が壁の内側にダイレクトに入り込んでしまうため、外壁そのものよりも緊急度が高い場合があります。
クラック(ひび割れ)

そして、「クラック(ひび割れ)」です。幅0.3mm以下の髪の毛のような細いひび割れ(ヘアクラック)であれば緊急性は低いですが、名刺が入るような幅や深さのあるひび割れは危険信号です。ここから雨水が侵入し、構造材を腐食させる原因となります
カビや苔、藻の発生

最後に「カビや苔、藻の発生」です。これらが繁殖しているということは、壁の表面が常に湿気を帯びており、撥水性が失われていることを意味します。特に北側の壁や日当たりの悪い場所で発生しやすいですが、単なる汚れではなく、外壁の含水率が高まっているサインだと認識してください。これらの症状が一つでも見られたら、専門業者に点検を依頼するタイミングです。
【外壁・塗料の種類】選び方と特徴
見積もりを取ると、「シリコン」「フッ素」「無機」など、聞き慣れないカタカナ用語が並び、それぞれ金額も大きく異なります。
「高いものが良いのは分かるが、そこまで必要なのか?」「安くても長持ちする方法はないのか?」と、選択肢の多さに混乱してしまう方がほとんどではないでしょうか?
提案内容が適正なのかどうか、判断する物差しを持っていないことは大きな不安要素です。 外壁塗装は一度行えば、次の10年から15年はその状態が続きます。
もし塗料選びに失敗して数年で剥がれてきたり、色が気に入らなかったりしても、簡単にやり直すことはできません。
正解は「ライフプラン」で決まる!コスパと耐久性のバランス
塗料選びの正解は、ズバリ「皆様が今後、その家に何年住み続けたいか」というライフプランによって決まります。全ての人が、必ずしも最高級の塗料を使う必要はありません。
例えば、「あと数年で建て替える予定」「子供が独立したら売却する」といった計画があるなら、安価な塗料で十分です。
逆に、ここを「終の棲家」として長く住み続けるおつもりなら、イニシャルコスト(初期費用)が多少高くても、高耐久な塗料を選んだほうが、生涯で支払うトータルコストを抑えることができます。
それでは、現在市場に出回っている主な塗料について、それぞれの特徴と「どんな人に適しているか」を詳しく解説していきましょう。
【アクリル・ウレタン塗料】安価だが短寿命。頻繁な塗り替えが必要
かつて主流だった塗料ですが、現在、一般的な戸建て住宅の塗り替えで推奨することはほとんどありません。
最大のメリットは「価格の安さ」ですが、耐久年数は5〜7年程度と非常に短命です。
すぐに色あせや劣化が始まり、次の塗り替え時期がすぐに来てしまいます。
塗装工事には毎回「足場代」がかかるため、頻繁に工事を繰り返すと、結果的に「安物買いの銭失い」になってしまう可能性が高いのです。
「とにかく今回の費用を最小限に抑えたい」という限定的な事情がない限り、避けたほうが無難です。
【シリコン塗料】長年の定番。価格と性能の高バランス
現在、日本の住宅で最も普及しているのがこのシリコン塗料です。
耐久年数は10〜12年程度と安定しており、価格と性能のバランスが非常に優れています。
長年にわたりスタンダードとして選ばれてきた実績があるため、職人も扱い慣れており、失敗が少ないのも利点です。
汚れにくく、カラーバリエーションも豊富。「特別なこだわりはないけれど、失敗はしたくない」という方にとって、最も無難で安心できる選択肢と言えます。
【ラジカル制御形塗料】今のイチオシ!シリコン価格でワンランク上の耐久性
近年、シリコン塗料に代わって人気が急上昇しており、最もおすすめしているのがこの「ラジカル塗料」です。
塗膜が劣化する原因である「ラジカル」という物質の発生を抑える最新技術が使われています。
驚くべきは、価格がシリコン塗料とほとんど変わらないにもかかわらず、耐久年数は12〜15年と、シリコンよりも長持ちすることです。つまり、現時点で最もコストパフォーマンス(費用対効果)が高い塗料と言えます。
「予算は抑えたいけれど、できるだけ長持ちさせたい」という賢い選択をされる方に最適です。
【フッ素塗料】スカイツリーにも採用。長期間メンテナンス不要
ワンランク上の耐久性を求めるなら、フッ素塗料が候補に入ります。
耐久年数は15〜20年と非常に長く、東京スカイツリーや六本木ヒルズといった、頻繁に塗り替えができない大型建築物にも採用されるほどの実力を誇ります。
価格はシリコンやラジカルに比べて高くなりますが、一度塗れば長期間メンテナンスのことを忘れられます。
「塗り替えの回数を人生で1回でも減らしたい」「初期投資をしてでも、将来の手間を省きたい」とお考えの方におすすめです。
【無機塗料】最高グレードの耐久性。ただし「割れ」に注意
塗料の中にガラスや石などの無機物を配合した、現在最高グレードに位置する塗料です。紫外線で劣化しにくく、燃えにくいのが特徴で、期待耐用年数は20年以上とも言われます。
しかし、塗膜が非常に硬いため、地震の揺れなどで外壁自体が動いた際に、塗膜が追従できずにひび割れてしまうリスクがあります。
特にモルタルのようなヒビ割れやすい壁には不向きな場合があるため、採用にはプロによる慎重な下地診断が必要です。
【重要】「高い塗料」=「良い塗料」とは限らない
塗料選びで最も大切なのは、外壁材との「相性」です。
例えば、熱を持ちやすい金属サイディングには「遮熱塗料」を、ひび割れやすいモルタル壁にはゴムのように伸びる「弾性塗料」を選ぶなど、下地とのマッチングが不可欠です。どんなに高価な無機塗料を塗っても、下地に合っていなければすぐに剥がれてしまいます。
単にカタログスペックの高い塗料を選ぶのではなく、「我が家の壁の種類」と「ご家族のライフプラン」の両方にフィットする塗料を提案してくれる業者を選ぶ視点を持ってください。
外壁塗装の費用相場はいくら?

「30坪で〇〇万円!」という広告を見ても、実際の見積もりはそれより遥かに高かったり、業者によって金額が倍近く違ったりすることがあります。
「定価」がないリフォーム業界において、提示された金額が妥当なのか、それともぼったくられているのか、あるいは安すぎて手抜き工事をされないか、お金の悩みは尽きません。
100万円近い出費は、家計にとって非常に大きなインパクトです。大切なお金を預けるわけですから、その内訳がどうなっているのか、なぜその金額になるのかを納得できるまで知りたいと思うのは当たり前だと思います。
相場を知り、極端な価格乖離を見抜く
愛知県内、特に犬山・扶桑エリアでの一般的な2階建て住宅(延床面積30坪前後)の場合、外壁塗装の費用相場は「80万円〜120万円」程度が中心です。
屋根塗装も含めるとさらに20万〜30万円ほどプラスになります。
この価格帯から大きく外れる場合、例えば50万円を切るような激安価格や、逆に200万円を超えるような高額提示には、必ず何かしらの「裏」や「理由」があります。適正価格を知ることは、悪徳業者から身を守る最大の武器になります。
見積もりの内訳と安すぎる工事のリスク
工事費用は大きく分けて「材料費(塗料など)」「足場代」「人件費」「利益」の4つで構成されています。
まず「足場代」です。一般的な住宅で15万〜25万円程度かかります。
「キャンペーンで足場代無料」と謳う業者がいますが、足場の設置には専門の職人とトラック、資材が必要であり、原価が0円になることは絶対にありません。
必ず他の項目に上乗せされているか、手抜き工事で帳尻を合わせているかのどちらかです。
次に「人件費」です。熟練の職人が丁寧に作業すれば、それだけの時間がかかり、日当が発生します。激安業者は、この人件費を削るために、本来3度塗るべき塗料を2回に減らしたり、乾燥時間を待たずに塗り重ねたりする「手抜き」を行うリスクが高まります。塗料にはメーカーが定めた「基準塗布量」と「乾燥時間」があり、これを守らなければカタログ通りの性能は発揮されません。
また、見積もり書に「一式」という言葉が多用されていないかも注意が必要です。
「塗装工事一式 100万円」といったどんぶり勘定ではなく、「外壁塗装 〇〇㎡ 単価〇〇円」「足場架払い 〇〇㎡」のように、数量と単価が詳細に記載されているかを確認してください。塗料の缶数まで記載してくれる業者は信頼度が高いと言えます。安さだけで選ぶと、数年後に色が剥げて再工事が必要になり、結局高くつくことになりかねません。「適正な工事には、適正な費用がかかる」という事実を、ぜひ心に留めておいてください。
外壁塗装工事の流れと期間
「工事が始まったら、洗濯物は干せるの?」「窓は開けられるの?」「塗料の臭いで近所迷惑にならないか?」など、工事期間中の生活への影響を心配される方は多いです。
また、職人が毎日出入りすることに対して、精神的な負担を感じる方もいらっしゃるでしょう。ここでは具体的な工程をご説明します。
期間は約2週間。流れを把握すれば不安は減る
一般的な外壁塗装の工期は、天候にもよりますが「約10日〜14日間(2週間)」です。
この間、ずっと塗装をしているわけではなく、足場の設置や洗浄、乾燥など、日によって作業内容は異なります。あらかじめ「今日は何をする日なのか」が分かっていれば、窓を開けられない日や、洗濯物を外に干せない日を予測でき、ストレスを大幅に軽減することができます。続いて工程ごとの詳細と注意点、工事の標準的な流れをご説明します。
足場の設置(1日目)

金属製の足場を組み、塗料や水が飛散しないようメッシュシートで家全体を覆います。この日は金属を叩く大きな音がしますので、ご近所への配慮が重要です
高圧洗浄(2日目)

業務用の高圧洗浄機で、長年の汚れや古い塗膜、カビ、苔を洗い流します。ここで汚れが残っていると、新しい塗料が密着しません。水しぶきが舞うため、窓は施錠し、洗濯物は干せません。
下地処理・養生(3〜4日目)

ひび割れを埋める補修(コーキングの打ち替えなど)を行います。その後、窓やサッシ、土間など、塗料が付いてはいけない部分をビニールで覆う「養生(ようじょう)」を行います。この作業の丁寧さが、仕上がりの美しさを左右します。
下塗り(5日目)

ここからいよいよ塗装です。まずは「下塗り」と呼ばれる接着剤の役割をする塗料を塗ります。上塗り塗料との密着性を高める重要な工程です
中塗り・上塗り(6〜8日目)

お客様が選んだ色の塗料を塗っていきます。
基本は2回塗り重ねることで、厚みのある丈夫な塗膜を作ります。
ここで重要なのは、中塗りが完全に乾いてから上塗りをすることです。
点検・手直し(9日目)

全体の塗装が終わったら、塗り残しや塗りムラがないか、養生を剥がした際のラインが綺麗かなどを細かくチェックし、必要なら手直しをします。
足場の解体・清掃(10日目〜)

最後に足場を撤去し、周囲を清掃して完了です。
雨が降れば塗装作業は中止となり、工期は延びます。特に梅雨や台風の時期、冬場の積雪時は工期が長引く傾向にあります。無理に作業を進めると品質低下につながるため、「天候による遅れは良い工事のために必要な時間」と捉えていただけると幸いです。
失敗しない業者の選び方と見積もりのコツ

コンビニの数よりも多いと言われるリフォーム業者。
ハウスメーカー、大手リフォーム会社、ホームセンター、そして私どものような地元の塗装専門店。どこに頼めば一番良いのか、選択肢が多すぎて絞りきれないのが現状でしょう。
「大手のほうが安心?」「地元のほうが安い?」と迷い、結局どの基準で選べばいいのか分からなくなってしまいます。 ニュースなどでリフォーム詐欺の話を聞くたびに、「自分は大丈夫だろうか」と不安になるものです。手抜き工事をされて数年で剥がれてきた、契約後に高額な追加料金を請求された、連絡がつかなくなった……そんなトラブルに巻き込まれたくないという強い思いは、皆様共通の願いです。
比較検討と「地域密着」が鍵
失敗しないための鉄則は、1社だけで即決せず、必ず2〜3社から「相見積もり」を取ることです。
これにより、価格の相場感や提案内容の違いが浮き彫りになります。
そして、業者選びで最も重視していただきたいのが「地域密着の実績」と「自社施工」です。土地勘があり、何かあった時にすぐに駆けつけてくれる距離にある業者は、逃げも隠れもできません。地元の評判が命綱であるため、誠実な仕事をせざるを得ないのです。
良い業者を見極める具体的チェックポイント
良い業者を見極める具体的チェックポイント
相見積もりを取った際、以下のポイントをチェックしてください。
まず、「診断報告書の質」です。良い業者は、見積もりを作る前に必ず詳細な現場調査を行います。そして、屋根や外壁の状態を写真付きの報告書にまとめ、「なぜこの工事が必要なのか」「なぜこの塗料を提案するのか」を論理的に説明してくれます。屋根の上など普段見えない場所の写真をしっかり見せてくれる業者は信頼できます。
次に、「保証とアフターフォロー」です。「工事保証」がついているか、その内容は具体的かを確認しましょう。口約束ではなく、保証書という書面で発行されることが重要です。また、地元で長く営業している会社であれば、過去の施工実績を見せてもらうのも良いでしょう。実際に数年前に塗装した近所の家を見れば、その会社の技術力と経年変化の様子が一目瞭然です。 そして最後に、「担当者の人柄」です。外壁塗装は、職人の腕も重要ですが、それを管理する担当者とのコミュニケーションが不可欠です。
専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれるか、メリットだけでなくデメリット(臭いや騒音など)も正直に伝えてくれるか。契約を急かさず、皆様の悩みに寄り添ってくれる担当者なら、工事中のトラブルも少なく、安心してお任せできるはずです。
大手ハウスメーカーは安心感がありますが、実際には下請けの塗装店に丸投げし、中間マージンが発生するため費用は高くなりがちです。
同じ予算なら、地元の専門店に直接依頼するほうが、よりグレードの高い塗料を使い、丁寧に施工できるケースが多いということも覚えておいてください。
外壁塗装は家の寿命を延ばす大切なメンテナンス

ここまでお読みいただき、外壁塗装の必要性や複雑な仕組みについて、かなり理解が深まったのではないでしょうか。しかし、それでも「やはり大きな出費だし、もう少し先にしようかな」という迷いは完全には消えていないかもしれません。決断には勇気がいりますし、現状維持バイアスがかかるのは人間の心理として当然のことです。
家のメンテナンスは、家族の歴史を守ること
家は単なる物質ではありません。お子様の成長を見守り、家族の団欒を包み込み、日々の疲れを癒やしてくれる、かけがえのない場所です。
その家が、知らず知らずのうちに傷み、もし雨漏りなどで住めない状態になってしまったら、そこで積み重ねてきた思い出や安心感さえも脅かされてしまいます。
単に壁の色やお金のことではなく、「家族の暮らし」をどう守るかを重視しましょう。
適切な時期の塗装が、未来の負担を減らす
今日お伝えした通り、外壁塗装は「家のアンチエイジング」であり「予防医療」です
。人間が病気になってから手術をするよりも、健康診断を受けて予防するほうが身体的・金銭的負担が少ないのと同様に、家も早めの手当てが最も効率的で経済的です。
適切な時期に適切なメンテナンスを行えば、家は30年、50年と長く持ちこたえ、資産価値を維持し続けてくれます。
私たちのような専門家をうまく利用してください。
まずは自分の家の状態を知ることから始めてみませんか?
塗替将軍では無料相談・お見積りを承っております。お気軽にお問い合わせください。

投稿者プロフィール

- 代表取締役社長
-
1979年7月岩手県奥州市生まれ。愛知県内の大学を卒業後、大手ガス会社にて営業職として活躍し、トップセールスを達成。
その後、大手塗装店へ転職し、以来15年以上にわたり「塗装ひと筋」。
これまでに手がけた案件は 1,000件以上 にのぼり、確かな実績と経験を積み重ねてきました。
お客様からは「説明がわかりやすく安心できる」「提案力と仕上がりの丁寧さに満足している」と高い評価をいただいています。
現場を知り尽くしたプロとして、地域の皆さまの大切なお住まいを守るために、最適な塗装プランをご提案いたします。
プライベートでは妻と二人の子どもに囲まれた4人家族。
趣味は音楽で、聴くことも演奏することも大好きです。
仕事も家庭も趣味も「人とのつながり」を大切にしながら、誠実な姿勢で取り組んでいます。













