屋根が気になるお客様向け豆知識!屋根の種類ごとの注意点とメンテナンス時期 ― 長持ちさせるために知っておきたいポイント

はじめに

屋根は、雨や風、紫外線から住まいを守る「最前線」です。
しかし、外壁に比べると普段目にする機会が少なく、劣化に気づかないままトラブルにつながるケースが少なくありません。

実は屋根材にもいくつか種類があり、それぞれに適したメンテナンス方法や塗替えタイミングがあります。
「塗装が必要な屋根」「塗装が不要な屋根」を混同してしまうと、無駄な工事をしてしまったり、逆にメンテナンスが遅れて雨漏りを招いてしまうこともあります。

今回は、代表的な屋根材ごとの特徴や注意点、塗替え・防水のタイミングについてわかりやすく解説します。


カラーベスト(スレート屋根)

最も普及している屋根材のひとつが「カラーベスト」や「スレート屋根」と呼ばれる薄いセメント板の屋根です。

特徴

  • 軽量で建物への負担が少ない
  • デザインや色が豊富
  • 初期コストが安い

注意点

  • 薄いため割れやすい
  • 防水性は「塗装」に依存
  • 表面の塗膜が切れると水を吸い込み、劣化が早まる

メンテナンス時期

  • 7〜10年ごとに塗装が必要
  • ひび割れや欠けが出たら補修または差し替え
  • 20〜30年程度で葺き替えやカバー工法を検討

陸屋根(屋上・フラット屋根)

戸建てやビルに多い「平らな屋根」です。雨が流れにくいため、必ず防水工事が施されています。

特徴

  • 屋上として利用できる(ベランダ・ルーフバルコニーなど)
  • デザイン性が高い

注意点

  • 勾配がないため水が溜まりやすい
  • 防水層の劣化が雨漏りに直結する
  • 紫外線や熱で劣化が早い

メンテナンス時期

  • 10〜15年ごとに防水工事(ウレタン防水・シート防水・FRP防水など)
  • ひび割れ・膨れ・水たまりが見えたら要注意

👉 陸屋根は「外壁よりも雨漏りリスクが高い部分」と言われています。定期的な点検が欠かせません。


アスファルトシングル

北米で多く採用されている「シート状の屋根材」で、日本でも洋風住宅で人気が高まっています。

特徴

  • 軽量で施工が簡単
  • 柔軟性があり割れにくい
  • 防音性が高い

注意点

  • 表面の石粒が剥がれると劣化が進む
  • 強風でめくれることがある
  • コケやカビが発生しやすい

メンテナンス時期

  • 10年ごとに点検・塗装(ただし石粒付きのため塗装不可の場合あり)
  • 状態に応じて補修やカバー工法を検討

洋瓦(セメント瓦・陶器瓦)

瓦屋根は日本でも古くから親しまれていますが、「塗装が必要な瓦」と「不要な瓦」があります。

陶器瓦(釉薬瓦)

  • 表面に釉薬(ガラス質のコーティング)があり、基本的に塗装不要
  • 50年以上使える耐久性を持つ
  • 割れやズレの補修、漆喰のメンテナンスが必要

セメント瓦

  • コンクリート製で、表面の塗膜が劣化すると水を吸う
  • 10〜15年ごとに塗装が必要
  • 現在はあまり使われていないが、古い住宅では見られる

👉 「洋瓦だから塗装不要」と思い込むのは危険です。
お住まいの瓦が陶器瓦かセメント瓦かを確認することが大切です。


金属屋根(ガルバリウム鋼板・トタン)

近年人気が高まっているのが「ガルバリウム鋼板」に代表される金属屋根です。

特徴

  • 軽量で耐震性に優れる
  • 耐久性が高く、サビにも強い
  • スタイリッシュなデザイン

注意点

  • 以前のトタン屋根はサビやすい
  • ガルバリウムでも切断部や端部からサビが発生する可能性あり
  • 断熱性・防音性が低いため、遮熱塗料などで補強するのがおすすめ

メンテナンス時期

  • トタン:7〜10年ごとに塗装
  • ガルバリウム鋼板:15〜20年ごとに再塗装や点検

その他の屋根材

  • 天然スレート:高級感があるが重い。定期的に補修が必要。
  • 波型スレート(工場や倉庫に多い):アスベスト含有の可能性があり、リフォーム時は専門業者対応必須。

まとめ ― 屋根ごとに違う「塗装が必要かどうか」

屋根材には種類ごとに寿命やメンテナンス方法があり、間違った知識で工事をすると「不要な工事費」を払ってしまったり、「必要な補修を逃して雨漏りを招く」リスクがあります。

  • カラーベスト・スレート → 7〜10年で塗装
  • 陸屋根(防水工事) → 10〜15年で再防水
  • アスファルトシングル → 10年で点検(場合により塗装不可)
  • 洋瓦(陶器瓦) → 塗装不要、割れや漆喰点検
  • セメント瓦 → 10〜15年で塗装
  • 金属屋根(ガルバリウム・トタン) → 10〜20年で塗装・点検

「自分の家の屋根はどのタイプだろう?」「屋根大丈夫かな?」と思った方は、まずは点検をおすすめします。

当社では、屋根材の種類や状態を正確に診断し、無駄のない最適なメンテナンスをご提案いたします。
大切なお住まいを雨や風から守るために、ぜひお気軽に塗替え将軍&プラスにご相談ください。

投稿者プロフィール

塗替将軍 菊地卓哉
塗替将軍 菊地卓哉代表取締役社長
1979年7月岩手県奥州市生まれ。愛知県内の大学を卒業後、大手ガス会社にて営業職として活躍し、トップセールスを達成。
その後、大手塗装店へ転職し、以来15年以上にわたり「塗装ひと筋」。
これまでに手がけた案件は 1,000件以上 にのぼり、確かな実績と経験を積み重ねてきました。
お客様からは「説明がわかりやすく安心できる」「提案力と仕上がりの丁寧さに満足している」と高い評価をいただいています。
現場を知り尽くしたプロとして、地域の皆さまの大切なお住まいを守るために、最適な塗装プランをご提案いたします。
プライベートでは妻と二人の子どもに囲まれた4人家族。
趣味は音楽で、聴くことも演奏することも大好きです。
仕事も家庭も趣味も「人とのつながり」を大切にしながら、誠実な姿勢で取り組んでいます。